父の安心
今回は父のお話しです(^^)
その日の午前3時頃
最近はあまり夜中に
目を覚まさないのですが
珍しく目が覚めたので
トイレに行ってきました
その時、母屋の方から
なにやらブツブツと声が( ̄O ̄)
私は離れの建物で
父は母屋で寝ているのですが
きっと父が早くに目を覚まして
独り言を言っているんだな
などと寝ぼけた頭で思いながら
そのままお布団に戻りました
その朝
いつものように母屋に行くと
「あーめんどくさい」
「どうすりゃーいいだ」
と不穏な大声が(*_*)
ずっと寝ないで
なにかを困り続けていた
様子でした( ゚д゚)
私を見つけると
紙を手にやってきて
「この紙が来て
行くと返事したけど
もう年だし勘弁してもらいたい」
「俺が一番年寄りで
なんの役にも立たないし
迷惑かけるだけだし」
と一生懸命
断る理由を伝えて来ました(^^;
見ると
前から父が参加している
地域のお年寄りが集う
交流会のお知らせでした
前は楽しんで参加していると
感じられたのですが
最近は男性が減って
話相手がいなくなったり
コロナさんの影響で
間が空いてしまった事もあり
行く事に対して
恐怖心が湧いてしまった様です( ´-`)
介護職をしていた頃の私なら
家に籠ってばかりだと
どんどん認知症が
進行してしまうので
せめて1つだけでも
交流の場に参加してほしい!!
という私の考えを
押し付けていたと思います
でも今は
「正しさ」より「楽しさ」
が最優先で
そもそも病気の根本原因は
波動(感情)が下がった状態が
続く事なので
父が楽しめずに
行くのが苦痛であるなら
逆に波動が下がって
認知症を悪化させてしまいかねない
と思いました
なので父には
「楽しめないなら
行かなくて大丈夫だよ」
「私の方から
脱会の連絡をしておくね」
と伝えました(^^)
ですが今度は父の中に
「辞める事はいけない事」
「みんなを裏切る事」
「恩を仇で返してしまう」
といった罪悪感が
根底から出てきたようで
「自分は間違ってない」
「これは仕方のないこと」
「俺は悪くない」
と罪悪感を消して
自分を正当化したくて
私に向かって
辞める理由を繰り返し
話してきました(^o^;)
「そうだよね」
「それなら仕方ないよね」
「お父さんはなんにも悪くないよ」
と私も繰り返し答え続けました(^-^;
すると段々と
お父さんが辞める事に対しての
許可を自分に出せたようで
辞めれる事の嬉しさや
安心感が湧き
表情が柔らかくなり
とたんに眠くなったようなので
「もう心配いらないから
安心して少し休みなよ」
と声を掛けて
ゆっくりと休んでもらいました
(  ̄▽ ̄)
認知症が進み
分からない事が多くなると
不安や恐怖心が増えて
そんな自分を受け入れられず
自分を責め続けて
更に苦しくなってしまいます
(みんながみんなそうなる訳では
ないのですが
父の場合は特にそうです)
なのでそんな父の
ありのままに受け入れて
父の自由意思を尊重し
これからも父が安心出来る状態を
サポートしていけれたらいいなと
改めて思った出来事でした(* ̄∇ ̄*)
繋がっていただき
ありがとうございました♡
音叉セラピーSincere-シンシア-
Rocoでした(^ー^)
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